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開発コンセプト(抜粋)
何故?Aya Ohzeki は
女性用のネクタイ&ネックウェアの開発を決意したのか。
平成の現代、小学・中学・高校そして大学と日本の教育は完璧に男女平等です。
にも拘わらず、指導的立場にある女性が圧倒的に少ないのはどうしてだろう?と考え始めていた或る日の昼時、
巨大なオフィスビルから大勢の会社員が一斉に出て来る場面に遭遇し驚きました。
男性が100%近くスーツ姿であるのに対しスーツ姿の女性は僅か数人だったのです。
就活時も入社時も男性と同等のスーツを着ていた女性たちがどうしてスーツを着なくなったのかを突き詰めると単純な答えに到達しました。
一つは、未だに女性にだけ事務服が支給されている男女差別の現実があるからです。
(銀行の窓口業務など一部業種を除きます)
二つ目は、男性に比べ女性スーツ姿は地味で飾り気がなくその原因は女性用のネクタイ(ネックウェア)が存在しないことにありました。
服装がその人の精神面(思考)に与える影響が大きいことは多方面にわたる数多くの著名人が説いていますので、
時代の要求に反して働く女性の意識が低いとされていることに大きく頷けました。
男性に匹敵する女性用ネクタイ(ネックウェア)の開発を思い立ったのはすぐのことでした。
ファッションが持つ魔法の力で働く女性の意識が変わることを願い信じました。
最初に、Aya Ohzeki ファッションの基本的な考え方からお伝えさせていただきます。







従来のネクタイ
閉襟
=シャツ襟のデザインは、大きく分けて下ABCの3タイプあります=
男性ワイシャツに最も近いデザインですから男性と同等の仕事服というイメージを強く感じられます。
一押しのデザインです。



女性に最も支持されている
襟デザインです。
胸が大きく開いたシャツはビジネスにどうか?
とも思うのですが、業態によっては
むしろ好まれているデザインだと思います。


ネクタイを締めてみます。
開襟の場合にはこのようになると思います。
休憩時やアフターファイブなら別でしょうが、スーツ発祥の西欧文化からしますとビジネスでこのような着用はマナー違反だと思います。
そのような事情からクールビズでネクタイを外したのは苦渋の選択だったのではないでしょうか?
どうしても、
ネクタイぶら下げてるだけェ!
というダラシナイ印象となります。
ラフに見えますのでプライベート&カジュアルでは女性らしく優雅に見えて良いと思うのですが、
ビジネスには不向きだと思います。
正装感を感じませんので男性と対等の仕事服ファッションとは思えません。

開襟
ネクタイを締めてみます。
ネクタイを締めてみます。

ノットが襟元で結ばれていますので、きちんとした着こなしというイメージは強いですが、女性故にどこか違和感を覚えませんか?
次の写真をご覧いただきますと答えはすぐ出て来ます。
A
C
B


セット式ネクタイ
A
B
C
こちらの写真でもネクタイが大き過ぎて男っぽく見えています。 ➡

そうです、男っぽいのです。
従来のネクタイは男性用にデザインされ男性用サイズで作られているからです。
A
A

この写真のように、ノットを大きく作れば大剣部分の長さを多少短くできますが、それはそれでやはり男っぽく見えてしまいます。
A

ノットが大きくならないように細目のナロータイを使用する方法もありますが、ビジネスでナロータイは不適切とされております。
一般的なマナーでナロータイはカジュアルに分類されています。

B
上の写真を肯定し続けますと、いつの間にか、このような締め方になってしまうと予測できます。
これではCの場合同様に、ネクタイぶら下げてるだけェ!というダラシなさが更に目立ちます。
ネクタイというよりも大きなアクセサリー(装身具)に見えています。

C
そして、これを放置していますと、、。
いつの間にか、このような締め方をする人が出て来るかも知れません。
ビジネスシーンで
B、Cのようなネクタイ装着法を許して良いのでしょうか?
決して良い筈はありません!


私たちが目指しているものは、
働く女性たちに男性と同等のビジネススピリット&マナーに目覚めて頂くことです。
ファッションが持つ魔法の力で意識改革を促すことです。
(1)従来のネクタイ&セット式のネクタイの場合には閉襟シャツでの着用に限定して下さい。




➡
服装規定を設けることに異議を唱える社員は必ず出て来ると思いますが、
警察・自衛隊など公務員、電鉄会社・航空会社・タクシー会社など民間企業にだって服装規定はありますし、
少年野球や合唱サークルにだって規定はあります。

・このような理由から従来の男性用
ネクタイでは、女性社員は嫌がると
思います。
・今のところ、ビジネス用の女性ネク タイは販売されていません。
(2)これを徹底できなかった場合には、B・Cのような締め方をする男性社員が出て来る可能性があります。
中高生用の制服ネクタイはありますが、さもありなんという柄で、しかも種類は極々限られてい ます。



男 性 社 員
男性と同等の意識改革を促す活動が平等という言葉だけが独り歩きしてしまうマイナス現象です。
女性に許されてるのに男性はどうしてNGなの?という理屈が幅を利かせることがあってはなりません。
この現象は私たちが最も危惧するものです。

Aya Ohzeki の商品開発
(自宅にあっ た四畳半の研究室にて)
女性社員の影響を受けた男性社員がこのようなネクタイの締め方
になっては大変です。
下記の(1)~(6)は、当時の私たちが掲げていた商品開発指針です。
(1)女性用のネクタイが必要である。
・現在の数多くある リボンタイは、どれも男性用ネクタイに匹敵するものではない。
・日本に限らず世界中に女 性用のネクタイがない。
(2)ビジネスシーンで使用できるものでなくてはならない。
・スーツ&ジェケットにジャストフィットすることが必要最低条件である。
・男性と並んでごく普通に見えるビジネスファッションでなければならない。
(3)女性らしさとオシャレ感を持っていなければならない。
・男性用ネクタイに匹敵する正装感も兼ね備えてなければならない。
・華美過ぎず、且つ質素・地味過ぎないというデザインバランスが必要である。
・上下セパレートになっていて着せ替えが出来れば尚よい。

セパレディは、3年以上にわたる弛まぬ研究と数千を越える試作を繰り返しプロトタイプが完成しました。
現在も尚、マイナーチェンジが繰り返されています。
(4)装着が容易でなければならない。
・これまでのネクタイやスカーフのように、巻き方を覚えたり練習を要したりするもの
であってはならない。誰でもすぐに着用できる容易さが必要である。
(5)クールビズに対応してなければならない。
・クールビズはノーネクタイ運動ではありません。クールビズに適応するネクタイが
存在しなかったので仕方なくネクタイを外しているだけのことです。
・真夏であっても結婚式や葬式、来賓接待、重要と思える場面や業務ではネクタイが
当たり前に着用されています。(NHKのアナウンサーは通年ネクタイを着用しています)(土日祝日を除く)
(6)ビジネスシーンで使用できるスカーフがあっても良いと思う。
・化粧が日常であるように、例えビジネスシーンであっても女性には華やかさがあって
も良い、という観点からするとスカーフは重要なアイテムの一つと言える。
(CAの方々のスカーフ姿、いつも素敵ですね)

これらの課題を総てクリアしてセパレディは完成いたしました。
上下がセパレート式になっております。
女性は子供の頃から着せ替えが大好きです!
愛され続けるセパレディであるために、開発途中でセパレート方式は必須条件に格上げされました。
着せ替え
リカちゃん人形

2本お持ちになりますと4通り、3本では9通り、5本では25通りの組み合わせを楽しめます。つまり、二乗倍の組み合わせが楽しめます。









