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平成のシャネルより-2

PDF版

株式会社 オリナス

代表取締役 CEO 大関 綾

株式会社 ノーブル

代表取締役 雑賀(saiga)康好

=平成のシャネルより-2=

『人は見た目が9割』の著者、竹内一郎様は、

人は衣装により

話し方、歩き方、所作、

果ては、、、思考パターンまでもが変わってしまうことを

説かれています。

ということは、

入社以来、長年スーツ姿で仕事をしている男性と

カジュアル服や支給された事務服で仕事している女性とでは

いつしか、両者のあいだに

仕事する意義に大きな隔たりが生じてしまうのは

当然の成り行きだと思えるのです。

男性がスーツ姿で働く職場において

女性だけにカジュアル服が許されていることや

可愛らしいリボン付きの事務服が支給されていることは

明らかな『男女差別』だと思うのですが

日本中が麻痺しているのでしょうか、

そのことに疑問を抱く人はいないようです

ですが、この件に関して企業側を責めることは出来ないと思います。

何故なら、

新入社員の頃、女性社員の多くはスーツ姿で仕事をしていた筈で、

間もなくしてそれを自ら脱ぎ捨ててしまうのは女性自身なのですから、、、

それまで

武士道に基づく敬虔な生き方を貫いていた武士たちでしたが、

明治維新を迎え

近代国家の建設を目指す者は

こぞってマゲを落とし洋服を着用していました。

ごく一部ではありましたが

日本女子大学の創立に尽力された広岡浅子様をはじめ

日本の夜明けを希求されていた女性の方々は洋装でした。

まさしく衣装によりその意識を高揚させていたのだと思います

100年ほど前の西欧で

ファッションにより女性の社会進出が一気に加速した実例があります。

それまでの窮屈なファッションから解放された女性たちは

男性に限られていた仕事に進出するようになり自信を深めました。

そして、自ら権利を主張し始めたのです。

このように、ファッションには社会を変える魔法の力があります。

平成の現代、

責任ある地位に就いていらっしゃる女性

志を高く持たれていらっしゃる女性の殆どは、

スーツorジャケットを着用されています。

これもまた、ファッションが持てる魔法の力だと思うのです。

そのようなロールモデルがあるのに

女性新入社員は、どうしてせっかく購入したスーツを着なくなってしまうのでしょう?

仕事に対する意識が低下してしまったからではないと思うのです。

それは、

ズバリ!胸元が寂しいからです。

ネクタイ姿の男性に比べ、まったくオシャレではないからです。

男性のネクタイに匹敵する

女性用のネックウェアが存在しないからです

私たちが取り組むべき次の答えは、既に出ていると思います。

法が整備されつつあり、教育レベルに今や男女の差はありません。

次のステップは、

社会に出た女性たちに継続してスーツorジャケットを着用頂くための

新しいファッションを提案することだと思います。

米国人作家のマーク・トウェインは、

普通の服を着た警察官はただの男に過ぎない。

奴はユニフォームを着て警察官になれる、と言いました

男性ネクタイに匹敵する

セパレディシリーズの広まりが

日本人女性全体の意識改革に繋がることを私達は信じております

私達は

このような活動に賛同協力してくださる企業様、

個人参加して下さる平成のシャネルを広く求めております。

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